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ブラスト処理のご案内(ショットブラスト・グリッドブラスト・サンドブラスト[アルミナ])

ブラスト処理の様子 通常、厚みの薄いテストパネル(テストピース・試験片)は酸化膜(黒皮)を落とすことを兼ねて酸で表面を洗うケースが多いですが(酸洗鋼板)、ブラスト処理では酸化膜を落とすことに加え、表面に小さな凹凸ができるので、より塗料が塗りやすくなり、その結果、試験効率があがります。比較的サイズが大きいものや(※)、立体的なテストパネル(テストピース・試験片)にも処理が行えます。
ショットブラスト、グリッドブラスト、サンドブラスト(アルミナ)の3通り各3〜4段階の粗さ指定をして頂けます。
※ショットブラスト、グリッドブラストは450mm×450mmまでの大きさに対応。
※サンドブラスト(アルミナ)は当社の兵庫工場/表面処理研究所に入る大きさであればテストパネル(テストピース・試験片)のサイズによる制限はありません。
※当社の自社工場である兵庫工場/表面処理研究所にて各表面処理を行います。

■ショットブラスト(スチール/ローター投射2.2KW)
〜大量の微少鉄球を当ててできる丸いへこみが多くついた表面
粗さ区分 NTP基準(Rz) 研削材
特荒 60〜70μm S170(補給)
荒目 45〜55μm S140
中目 30〜40μm S100
細目 15〜25μm S60

※通常指定がない場合は中目でショットブラスト処理を致します。
※テストパネル(テストピース・試験片)のサイズは450mm×450mmまで対応可能。

■グリッドブラスト(スチール/ローター投射2.2KW)
〜破砕され尖った大量の鉄小片を当ててできるザラっとした表面
粗さ区分 NTP基準(Rz) 研削材
特荒 65〜80μm G170
荒目 45〜55μm G100
中目 30〜40μm G70
細目 15〜25μm G30

※通常指定がない場合は中目でグリッドブラスト処理を致します。
※テストパネル(テストピース・試験片)のサイズは450mm×450mmまで対応可能。

■サンドブラスト(アルミナ/エアー圧力3Kgf/㎠ ノズル径Φ8mm 距離約20cm)
〜アルミナを吹き付けて表面を砂目状にします。当社の兵庫工場/表面処理研究所に入る大きさであればテストパネル(テストピース・試験片)のサイズによる制限はありません。
粗さ区分 NTP基準(Rz) 研削材
荒目 45〜60μm #20
中目 45〜55μm #36
細目 30〜40μm #100

※通常指定がない場合は中目でサンドブラスト(アルミナ)処理を致します。

ブラスト処理の流れ(ショットブラスト、グリッドブラスト、サンドブラスト(アルミナ)共通)
①1、2枚サンプル試作→②粗さ測定機で検査→③確認→④量産開始→⑤検品→⑥納品